先日,沖縄に出張した。 沖縄は,既に梅雨明けしており,大変蒸し暑かった。 熊谷の過酷な暑さに慣れていた私であるが, いまだ埼玉はそこまで暑くはなかったため, 那覇空港に到着した寸前にバテた。
6月23日。慰霊の日。 沖縄での日本軍による組織的戦闘が終結した日である。 私は,沖縄に行って初めて慰霊の日の存在を知った。 新聞報道によると,沖縄戦を体験した高齢者の4割が, 戦後68年が経過した今も心的外傷後ストレス障害(PTSD)で 苦しんでいる可能性が高いとのことである。 沖縄の空は青く透き通っていた。 美しい空の下で行われた過去の暗い歴史。 忘れてはならない,目を背けてはいけない事実である。
沖縄で読んだ新聞に掲載された少年の言葉が印象的である。 「今は,戦前かもしれない・・・。」と。 深い。
2013年7月3日
« 新しい記事:さいたま医療訴訟連絡協議会
過去の記事:開設して半年が経ちました »