広島弁護士会呉地区会会長が同期の弁護士であることから，
私は，同弁護士から支部（地区）の状況を調査してきたので，
報告したい。

広島弁護士会は，会員数５５９名からなり，
広島地区会（本庁），呉地区会，尾道地区会，福山地区会，三好地区会に区分されている。
そのうち，呉地区会は，会員数２５名とのことである。
同期の弁護士は，呉地区会会長という要職にあったため，多忙を極めていた。

そもそも，弁護士は，個人の事務所経営の傍ら，会務活動等の公益活動も行わなくてならない。
かくいう私も埼玉弁護士会熊谷支部の刑事弁護センター運営委員会委員長という地位にあるため，
一定程度の会務活動に従事している。
もっとも，同僚の瀨戸弁護士は，埼玉弁護士会のみならず，日弁連の委員も兼務していることから，
会務活動の重さは比にならないのだが。

呉地区会長の弁護士から，弁護士会の地域事情を聞いてきたので，追って報告したい。

なお，広島弁護士会は，明治２６年に設立されたとのことだが，戦災（原爆）により書類が全て消失してしまったため、戦前の会の詳細については不明であるとのことである。
戦争の惨禍がここにもみられるのである。

2016年4月4日

五十川剛俊

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