とても褒められるものでないことはよく分かっている。
周りに多少の迷惑をかけてしまうことも十分に承知している。
でも止められないのである。 習性なのである。
午前の法律相談を終了し, お昼にふらりと濃厚豚骨ラーメンを食べに行った。
机に置かれた生ニンニクがキラキラと光っていた。
最初は無視していたのだが, 視界にチラチラと生ニンニクが飛び込んでくる。
傍に置かれた銀色のペンチのようなもので 生ニンニクをつぶすのである。
生ニンニクをラーメンに入れると, もはやラーメンの味も分からなくなるぐらいの インパクトがある。
強烈な香りがたまらないのである。
私は午後の仕事を考えて,一応ニンニクを遠くにどけた。
でも,幸いなことに,午後は事務所でのデスクワークだから ちょっとぐらいならいいかもしれないと思ってきた。
次の瞬間には,生ニンニクの入ったペンチのようなものを 力強く握りしめていた。
あれから数時間がたっている。
私の全身から殺気のようなニンニクの香りがしている。
もはや小さな虫なら方向感覚を失うほどである。
ちょっと恥ずかしい。
明日から気を付けたい。
2013年10月18日
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