18日の新聞記事ですが,国立感染症研究所の調べで,今年,全国で風疹と診断された患者が今月9日までに1万人を超えたそうです。患者数は既に昨年の約4倍に達しているとのことです。 今後も,関西首都圏を中心に感染拡大が続くとのことで,ご注意ください。 患者の大半は20代から40代の男性が多く,風疹は妊婦が感染すると胎児が難聴や心疾患などの「先天性風疹症候群」(CRS)になる可能性がある。 既に,CRSが出ている子もいるようです。
風疹の予防接種は昭和52年8月に中学校で始まったそうです。しかし、接種対象は平成6年度までは女子に限定されるなどしていたため,現在流行の中心となっている20~40代男性は,風疹の免疫を十分に持たない世代となっています。 平成23年度の感染症流行予測調査では、20代の男性の10人に1人、30~50代前半の男性の5人に1人が免疫を持っていなかったとの調査結果が出ているようです。 私も,この対象の範囲内ですので,ゴールデンウィークあたりから予防接種を受けられる病院を探していました。しかし,ワクチンが不足しているとのことで予防接種できないといわれる病院が多数ありました。 先週ようやく予防接種を受けることができましたが,予防接種が勧められる中,予防接種を受けるまでに非常に苦労しました。
皆さんもお気を付けください。
2013年6月19日
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