一昨日は,笠原先生と私が所属する医療問題弁護団の定例相談会が大宮の埼玉中央法律事務所でありました。 医療問題弁護団は,医療事故被害者の救済と医療制度の改善の為に,埼玉弁護士会に所属する弁護士によって結成され,今年で29年になります。 定例相談会では,1ヶ月に1度,大宮にある埼玉中央法律事務所で行われており,事前に申し込みのあった件につき,弁護士2~4名が1時間の枠で相談を受けます。
医療過誤の場合,医療機関等に過失があるか,まずはカルテの入手から始まります。 今は,任意に開示を受けられる医療機関がほとんどですが,改ざんの恐れがある場合などは裁判所に証拠保全の申立てをして入手します。 入手したカルテを翻訳・判読し,協力医の意見を参考に,医療機関の過失の有無を検討します。
残念ながら,費用対効果の面,過失の立証が難しい等で断念せざるを得ない事案も少なくありません。 しかし,その間のやり取り,医師からの説明等により,真相解明につながることもあります。 まずはご相談ください。 医療問題弁護団のホームページは,下記のとおりです。 http://iben-saitama.com/
2013年4月22日
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