バーニングマンレース前夜の出来事。
熊谷支部の暑気払いに出席した際,
バーニングマンレース参加者と最期の晩餐を行った。
明日に控える地獄のレースで命を落とすかもしれないと思うと,
参加者は微妙な緊張感に包まれていた。
「貴様らと明日走れることを誇りに思う。
仮に仲間が倒れて屍となっても踏み越えて行こうではないか!
弔うのは走り切ってからだ!!」
と一同落涙する。
酒を飲んでも飲んでも酔えない状態。
一次会が終了し,明日のレースをイメージしながら各自帰宅する。
最期の晩を家族水入らずで過ごそうというものである。
ある独身ランナーは,家に帰って一人で星を眺めながら酒を飲み続けたという。
飲みきれなかった,生ききれなかったという悔しさがそうさせたに違いない。
なお,戦後,その独身ランナーは立派な弁護士になったと言い伝えられている。
2014年7月29日
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