４月６日。行田鉄剣マラソン。
この日に向けて，そわそわしながら準備していたのだが，
天候不順の為，まさかの中止。
近隣の幸手マラソンも中止とのこと。
この日に向けて，黙々と走りこんできた無名のランナー達の
悲鳴が聞こえてくるようだ。
私もそれなりに走りこんできたため，残念でならない。
しかし不思議なものである。
中止になったと知った途端，妙に嬉しくなったのも事実だ。
あぁこれで苦しい思いをしなくて済んだと。
それではなぜ走るのか。
ゴールに近づいた頃，眠っていた闘争心に火が付き
興奮するのがいいのだろうか。
走り終わった後，互いの完走を称えつつ一杯飲むのが
格別だからだろうか。
本当のところはよく分からない。
ジムで走りながら考えてみたいと思う。

2013年4月8日

五十川剛俊

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